水津正臣法律事務所
トピックス事務所紹介相談するスタッフ紹介求人
相談する

ご相談方法

法律救急箱

法律救急箱

■相続・遺言トラブル

骨肉の争いを避ける、賢い選択

相続争いは、いわば骨肉の争いです。しかも、ある意味では、最大の中心人物というべき財産を残して死んでいった被相続人はこの世にはいません。では、どう解決すればよいでしょうか。

  1. 遺言書を残しておく

    その第一は、財産を残して死んでいく立場にある人間が、しっかりとした方針を相続人たちに示しておくことです。遺言の制度がそれです。日本では遺言書を作ることをなんとなく嫌います。確かに書く方も書かせる方も、その人の死ということを想定してのことですから、気持ちの良いことではありません。しかし、多くの人は、自分の意思をでできるだけ夫、または妻や子供たちに伝えて残しておきたいと思うでしょうし、残される立場にあるものにとっても、夫、妻や母、母の意志はどうであったのだろうか、ということを知りたいと思うでしょう。
    紛争を少しでも避けるために、あるいは紛争の解決指針を与えるためにも、ぜひ遺言書は作っておいてください。ただ、遺言が遺産のすべてどを拘束する力があるかというと、そうではないので、その点をあらかじめ配慮しておくことが必要でしょう。また、せっかく書いた遺言書も、わずかなミスで効力を失うことがありますので気をつけてください。

  2. 法律における相続の仕組みを知っておく

    第二は、相続の仕組みが法律上どうなっているのかをはっきり知っておくことです。えてして戦前の考え方を前提として問題の解決をはかろうとしたり、感情論で押し通そうとしたりする例が多いようです。しかし、こじれにこじれてから裁判となって、法律によって裁定を下されるのであれば、はじめから法律の考えはどうなっているのかを基準として解決した方が、後のしこりも少ないでしょう。

  3. 生前にできるだけ決まりをつけておく

    第三は、生前にできるだけ決まりをつけておくことも必要です。例えば死因贈与契約とか、条件付売買契約とかを結んでおくことです。その他、相続の対象となるものは何か、なども知っておくと便利です。

その他、詳細については水津法律事務所に直接ご相談ください。

 | 案内図 | サイトマップ | お問合せ | プライバシーポリシー | 

Copyright © 2004-2008 Masaomi Suizu Law Office. All Rights Reserved.